筋トレしたら太って見えるって本当…?
こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。
日本にもフィットネスブームが到来して早数年、トレーニー人口は大幅に増加しました。
この記事を読んでくださってる方の中には、これから筋トレに挑戦しようという方も多いでしょう。
そんな筋トレに関して、こんな質問をいただく事があります。
「筋トレしたら太って見えるって本当ですか…?」
なるほど、確かにどこかで聞いたような話ですね。
理想の体型を目指したいのに、見た目が太ってしまっては本末転倒。
今回はこの「筋トレしたら太って見える」という噂について、分かりやすく解説していきたいと思います。
筋トレはしてみたいけど太るのが嫌で躊躇している方は、ぜひ参考にしていってくださいね。
筋トレしたら見た目が太った!?【太って見えるのは嫌だという方へ】
早速ですが、本題に入っていきましょう。
筋トレしたら見た目が太るというのは、果たして本当なのでしょうか?
筋トレに挑戦したい方にとってはめちゃくちゃ気になる問題だと思いますので、ここでハッキリさせておきたいと思います。
筋トレのせいで太る訳ではない
まず結論としては、筋トレをしたせいで太るという事はありません。
巷で耳にする「筋トレしたら太る」という噂は真っ赤なウソだと思ってOKです。
太らないけど筋肉は成長するよ!
筋トレをすると、多かれ少なかれ筋肉は成長します。
つまり身体の体積は大きくなる方向に向かう訳ですが、皆さんが心配するほど爆発的な変化はありません。
見た目には分からないレベルで少しずつ成長しますので、周りから太った判定されるような事はまず無いでしょう。
また個人の目的に合わせて、筋トレの追い込みレベルを調整すれば問題なし。
とにかく筋肥大したいなら限界まで追い込めば良いですし、身体を引き締めたいだけなら余裕を残した追い込みでOK。
おそらく「筋トレしたら太る」と心配している方は、筋トレを始めてしまうと問答無用でデカくなるというイメージを持っていると思います。
最近はボディビルダーのメディア露出も増えているので、あんな身体になってしまうのではないかと恐れている訳です笑
ボディビルダーみたいになるのは超難しいから安心して!
実際に筋トレしてみれば分かりますが、ボディビルダーレベルの身体になるのは並大抵の事ではありません。
なりたくてもなれないレベルですので、一般的なトレーニーの方は全く心配しなくても大丈夫です。
とりあえず筋トレを始めてみて、自分の目的に合わせて強度を調整してみましょう。
少しずつしか身体は変わりませんので、途中でいくらでも軌道修正は可能ですよ!
太ってしまう原因はカロリーの摂り過ぎ
筋トレをしてすぐに太るという事はありませんが、食べ過ぎている方は当然太ってしまいます。
身体が大きくなるか小さくなるかは「カロリー収支」が全てですから、カロリーを摂り過ぎている場合は脂肪を蓄積してしまう可能性が高いです。
太りたくないなら摂取カロリーを抑えよう!
摂取カロリーと消費カロリーのバランスの事を「カロリー収支」と言います。
摂取カロリーが消費カロリーを上回った状態を「カロリー収支がプラス」と言い、逆に消費カロリーの方が多い状態を「カロリー収支がマイナス」と表現します。
カロリー収支がプラスであれば身体は大きくなっていき、カロリー収支がマイナスであれば身体は絞れていくと思ってください。
筋肉を成長させるためには「カロリー収支がプラス」の状態を維持する必要がありますが、プラス幅が大きすぎると体脂肪の蓄積も加速してしまう訳です。
出来るだけ太りたくないのであれば、摂取カロリーを調整する必要があると理解してください。
筋肥大したいにしても、カロリー収支のプラス幅は最低限(500kcal程度)に抑えるのがオススメ。
逆にダイエット目的なのであれば、カロリー収支をマイナスに傾けるようにしましょう。
基本的に体の変化は「何をどれだけ食べたか」で決まりますので、太りたくない方はしっかりその辺を管理してくださいね。
まとめ:筋トレしたら太って見えるというのは迷信!どんどん筋トレしよう!
筋トレしたら見た目が太るというのは、基本的にはウソの情報だと思ってOK。
ちゃんと取り組めば筋肉は成長していきますが、本当に少しずつしか変化しません。
筋トレの追い込み具合を調整すれば、その成長も調整することが可能です。
もし筋トレをして太ったという方がいるのであれば、それは筋トレではなく食べ過ぎが原因。
カロリー収支が大幅にプラスになってしまうと、どんどん太っていくので注意が必要です。
適度に筋トレして食事管理も徹底すれば、いきなり太るという事はまずあり得ないので安心してください。
筋トレはメリットだらけの素晴らしい趣味ですから、巷のウワサに惑わされずにどんどん挑戦していきましょう。