筋トレを休むのが怖い…
こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。
トレーニーの皆さん、今日も筋トレ頑張ってますか?
筋トレを長く継続できるのは一握りと言われているので、今日も頑張ったあなたは本当に素晴らしいです。
しかし、筋トレというのは闇雲に頑張ればいいというものでもありません。
しっかり栄養をとって、十分な休養をとる事も大切になります。
しかし、トレーニーの中には「休むのが怖い」という方が少なくありません。
休んでしまう事により、これまでの努力が水の泡になってしまうのを恐れている訳です。
一人のトレーニーとして、この気持ちは非常によく分かります。
ですが、筋肉を成長させるためには「休むこと」が必要不可欠。
今回は「休むこと」の重要性について解説していきます。
休むのが怖いと思っている方は、しっかり筋肉を大きくするためにもぜひ参考にしてくださいね。
筋トレを休むのが怖いというあなたへ【デカくなりたいなら休むべし】
早速ですが、本題に入りましょう。
筋トレを休むのが怖いというのは、非常にもったいないマインドです。
気持ちはよく分かりますが、筋肉のためにはむしろしっかり休むべき。
これからはちゃんと休もうと思えるように、デカい人たちの考え方を共有します。
筋肉はむしろ休んでいる時にこそ成長する
まず理解しておきたいのは、筋肉は休んでいる時にこそ成長するという事実です。
これを頭に入れておく事により、休むことへの罪悪感は大きく薄れると思います。
筋トレ中に筋肉が成長する訳ではない!
筋肉というのは、何も筋トレ中にだけ成長するものではありません。
確かに筋トレ中から筋肥大スイッチはオンになると言われていますが、実際に成長するのは休養中と考えた方が良いでしょう。
筋トレというのは筋肥大のきっかけを与える作業であり、筋肥大のために必要な要素の1つでしか無いんです。
筋トレはむしろ筋肉にダメージを与える訳ですから、それが無限に続けば筋肉は成長する余裕がありませんよね。
充分な栄養と休養をとる事で、初めて筋肥大のためのステージが整うという事です。
筋トレをして筋肉をいじめた後は、しっかり休めてあげる事も大切にしましょう。
神経系や関節のリカバリーも必要
もう1つ理解しておきたいのは、神経系や関節のリカバリーも必要という事です。
この意識を持っておく事で、筋トレのクオリティも高められるようになります。
筋肉だけがダメージを受けてる訳ではない!
筋トレという名前のせいで誤解されがちですが、何も筋肉だけが負担を受けている訳ではありません。
筋肉に通っている神経系や、肘や膝といった関節にもダメージは蓄積していきます。
まず神経系の疲労というのは、筋力の発揮に大きく影響するもの。
なんとなく今日はバーベルが重く感じるという日は、神経系が回復しきっていないのが理由だったりします。
特に高重量を扱った後はかなり疲労してしまうので、十分な休養をとるようにしましょう。
充分に筋肉を追い込むためにも、神経系をしっかり回復させてあげてください。
そしてもちろん、関節の回復も大切です。
関節を痛めれば筋トレどころではありませんから、ちゃんとケアするのが非常に大切。
違和感や痛みを感じることがあればすぐに病院へ行き、必要に応じて安静にするようにしましょう。
一流アスリートにはロングスリーパーが多い
最後にもう1つ、積極的に休みたくなる事実をお伝えしておきます。
それは、一流アスリートはめちゃくちゃ眠るという事です。
たくさん寝る人は強い!
例えば野球選手の大谷翔平選手は、最低でも8時間は眠るそう。
時間がある時は10時間以上眠ることもあるようで、睡眠時間を非常に重視しているのが分かります。
またクラシックフィジーク最強王者のクリス・バムステッドも、睡眠時間が長いことで有名です。
「深夜までの努力なんてクソくらえ」という言葉を残すほど、しっかり眠ることの重要性を力説していました。
筋トレを休むというのは、オフの日を設ければ良いというものでもありません。
たっぷり眠ることが非常に大切で、皆さんが思っている以上の威力があると知っておきましょう。
睡眠は全ての土台になるものですから、そこからしっかり整えるようにするべき。
筋肥大のための細かいテクニックを模索するよりも、ベースとなる部分から見直してみてくださいね。
まとめ:筋肉を成長させるためにはしっかり休むべし!
しっかり休むというのは、筋肉を成長させるためには非常に重要。
なんとなく休むのが怖いという気持ちは分かりますが、そこは勇気を出すべきです。
人間が休まないと働けないのと一緒で、筋肉も休めてあげないと動けません。
思うように動けなければ良い筋トレも出来ませんから、筋肥大は遠のいてしまうでしょう。
筋トレにしてもスポーツにしても、一流の結果を残している人はたっぷり休んでいるものです。
理想の身体に近づけるよう、頑張った筋肉を休ませてあげる意識を持ってくださいね。