- 胸トレと背中トレを同じ日にやってもいいか知りたい
- 別の日に分けるべきなのはどんな人か知りたい
胸トレと背中トレって同じ日にやってええんか…?
こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。
皆さんは、筋トレのメニューをどのように組み立てていますか?
1日に全身を鍛えるという方もいれば、1日1部位で分割している方もいらっしゃるでしょう。
トレーニングの組み立て方は本当に人それぞれです。
そこでよくいただく質問として、胸トレと背中トレって同じ日にやってもいいの?というものがあります。
機能的には殆ど反対の筋肉ですから、同じ日にやってしまうのは微妙なんじゃないかと心配になってしまう訳ですね。
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
ということで今回は、胸トレと背中トレの組み合わせについてのお話です。
同じ日にやってしまっていいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
\筋肥大のスイッチを入れろ!/
【筋トレ】胸と背中って同じ日に鍛えても大丈夫?
早速ですが本題に入っていきましょう。
結論を言ってしまうと「人による」です。
あまりにも漠然としているので、詳しく解説します。
初心者トレーニーには効果的
まず、初心者トレーニーは胸と背中を同じ日にやっても全く問題ありません。
むしろ腕や肩、脚を含めた全身を1日で鍛えてもOKなくらいです。
初心者のうちはボーナスタイムと言われていて、さほど追い込まなくてもどんどん筋肉は成長します。
1つの部位にそこまでエネルギーを割かなくてOK!
各部位1-2種目やれば十分なので、胸と背中を同じ日に実施することも可能でしょう。
フォームの修得期間でもありますから、追い込みよりも頻度を高くするのが効果的ですよ。
忙しいトレーニーにもオススメ
トレーニング時間があまり確保できないという方も、胸と背中を同じ日にやってしまいましょう。
具体的には、週に1-2回しかトレーニングできないという場合です。
全身まんべんなく鍛えると仮定するなら、「1日で全身をやる」か「上半身と下半身で分ける」という話になるはず。
どちらにしても、胸と背中は同じ日に鍛えることになりますよね。
そんな時は「スーパーセット法」を活用しよう!
スーパーセットとは、拮抗する筋肉を交互に鍛える方法です。
胸と背中も拮抗筋の関係なので、スーパーセット法を取り入れることが可能。
一方を鍛えている間、もう一方は回復することが出来るので大きく時短になります。
トレーニング時間を短くしつつ、トレーニング強度もあまり落とさずに済むはず。
忙しいトレーニーに打って付けのテクニックです。
ただしジムで行う場合は、他の利用者の邪魔にならないよう注意してくださいね。
強度を追い求めるなら別の日にする
基本的に、胸と背中は同じ日に鍛えても問題はありません。
しかし、とにかく各部位を強烈に追い込みたいという方は別日に実施した方がよいでしょう。
胸と背中のトレーニングはかなり大きな筋肉を鍛えるため、どちらか一方だけでも強い疲労を感じてしまいます。
同じ日にやろうとすると、どうしても限界まで追い込むのは難しいです。
上級者になると半端な刺激ではなかなか成長しないよね!
出来れば胸の日と背中の日に分けて、それぞれ集中してトレーニングすることをオススメします。
それぞれの筋肉が元気な状態で、しっかり高い強度で追い込んであげてください。
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まとめ:上級者以外は胸と背中を同じ日に鍛えてOK!
よほどの上級者でない限りは、胸と背中を同じ日に鍛えても成長を見込めます。
むしろ初心者の頃は分割を細かくしすぎず、同じ部位を高頻度で鍛えられるように組み立てるべき。
適切なフォームも習得できますし、軽めの負荷でもどんどん成長していきます。
その方法で継続していき、成長が滞ってきたタイミングで分割を考えればOKです。
成長が滞ったということは、あなたが上級者に近づいている証拠。
その段階に到達するまでは、難しく考えすぎず自分のペースでトレーニングメニューを組み立てていきましょう。