ゲータレードって最近見ないけどどうなったん…?
こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。
突然ですが、皆さんは「ゲータレード」を知っていますか?
世界的に超有名なスポーツドリンクなんですが、かつては日本でも販売していました。
でもいつの間にか見なくなりましたよね。
僕も昔飲んだことがあったので、どうして消えたのか気になって調べてみました。
どうやら今でも日本でゲットすることが出来るみたいですよ。
試しに飲んでみたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ゲータレードはなぜ日本から消えたのか
フロリダ大学が同大学アメフトチームのために開発したのが、ゲータレードの始まりと言われています。
紆余曲折あって現在はペプシコから販売されている、全米シェアNo.1の最強スポーツドリンクです。
日本では1970年に大正製薬が販売を開始し、これまた紆余曲折あって最終的には超大手サントリーが販売権を獲得。
その後もリニューアルを重ねながら尽力したようですが、2015年のタイミングで日本から撤退してしまったようです。
なぜ日本から消えるという結果になってしまったのか、推測も交えてとなりますがご紹介していきたいと思います。
ポカリスエットという強力なライバルの存在
1980年に登場した「ポカリスエット」の存在。
日本においてスポーツドリンクの代名詞ともいえるこの商品が、あまりにも強すぎたというのは大きな要因だと思います。
当時は雪印乳業(現在の雪印メグミルク)が商権を獲得していましたが、缶や瓶入りに商品を変えたことでコストがかさみ苦戦。
そうこうしている間にポカリスエットの販売が開始され、瞬く間に大ヒットし日本市場のトップに君臨してしまいました。
いやー厳しい。
アクエリアスの登場も痛い打撃に
そんな苦境を覆すためにも、1998年にポッカコーポレーション(現在のポッカサッポロフード&ビバレッジ)と提携して自動販売機での売られるようになりました。
なんとかポカリスエットを打ち倒そうと、強力な布陣で必死に奮闘していきます。
しかし、ここであの「アクエリアス」が登場…!
現在でも愛されている、日本コカ・コーラの大人気スポーツドリンクですね。
なんという追い打ち…!
そして2000年に起きた雪印集団食中毒事件の影響で、雪印からは事実上終売となりました。
サントリーが販売を続けるも…
その後はサントリーがマスターフランチャイズ権を獲得し、販売を再開しました。
名称を変えたり、パッケージをリニューアルしたり、味や成分を調整したり。
様々な日本人向けの工夫を加えていきましたが、2015年にライセンス契約が終了し日本から撤退となりました。
サントリーがライセンス契約を更新しなかった理由は定かではありませんが、やはりポカリスエットやアクエリアスといったライバルの存在が大きいのかなと思います。
あの身体に悪そうな色、個人的にはテンションが上がって好きだったんですけどね…。
世界的には現在でもトップクラス
一応フォローしておくと、今でも世界的にはトップクラスのシェアを誇るスポーツドリンクです。
あれから様々な新商品が発売されてきましたが、人気を保ち続けているようですね。
僕は海外ボディビルダーの食事動画が好きなんですが、トレーニング中・後のドリンクとして飲まれているのをよく見かけます。
日本では色々な要因が重なり押し負けてしまいましたが、世界的に見ればまだまだ元気なブランドのようです。
ゲータレードはどこで買える?【日本で購入する方法】
以前のようにスーパーや自販機では買えなくなりましたが、現在でも日本から手に入れる方法はあるようです。
飲んだことないから気になる方や、久しぶりに飲みたいなという方はぜひチェックしてみてください。
ネットショッピング
Amazonや楽天、Yahooショッピングで購入することができます。
使いやすいペットボトルタイプもあれば、コスパのよいパウダータイプも販売されています。
味も色々と選べるので、好きな種類をチョイスしてみてください。
米軍基地の交流イベント
あまり行く機会はないかもしれませんが、米軍基地で行われる交流イベントでも手に入るようです。
神奈川県にある厚木基地や横須賀基地では、定期的に交流会を開催している模様。
もし参加する機会があれば、ついでにゲータレードを探してみるとよいでしょう。
とはいえゲータレードを入手するという目的がメインであれば、ネットショッピングで済ませるのが現実的ですね。
まとめ:気になる方はネットショッピングで購入してみよう
ゲータレードが日本から消えた理由は、色々と不運が重なった結果だと思われます。
現在の日本では直接購入することは難しいですが、ネットショッピングを利用すれば割と簡単に入手可能。
素晴らしい時代ですね。ありがとう世界!
世界的に見ればまだまだ大人気のスポーツドリンクですから、もしかしたら日本に舞い戻ってくる日がくるかもしれません。
やはり気軽に手に取れるのが一番ですから、その日が来ることも楽しみにしていたいと思います。