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プロテインにオイルを混ぜるとどうなる?【油の力で筋肥大効率アップ】

プロテインにオイルを混ぜるとどうなる?【油の力で筋肥大効率アップ】
この記事はこんな方向け
  • プロテインとオイルを混ぜたらどうなるか知りたい
  • プロテインに混ぜるおすすめのオイルを知りたい

マッチョがプロテインにオイルを混ぜるのは何故なんだ…

こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。

今回のテーマは「プロテインとオイルの組み合わせ」について。

マッチョの食生活を観察していると、プロテインドリンクに何やらオイルを混ぜて飲んでいる姿を見かけることがあります。

カーボパウダーを混ぜるなら分かりますが、オイルを入れるのには一体どんな目的があるのでしょうか。

世界的に有名なボディビルダーも実践しているこの方法、詳しく見ていきましょう。

目次

プロテインにオイル(油)を混ぜるとどうなる?

クエスチョンマーク

早速ですが、結論です。

プロテインにオイルを混ぜることで、タンパク質の吸収がゆっくりになります。

本来なら素早く吸収されるホエイプロテインも、オイルと組み合わせることで長時間かけて吸収されるようになる訳です。

いやいや、素早く吸収された方が良いんじゃないの…?

こう思いますよね。

確かに、ホエイプロテインは「素早く消化・吸収できるタンパク質である」というのが強みの1つ。

わざわざゆっくりにして、何の得があるのかというお話です。

長時間タンパク質を摂取できないタイミングに便利

勘のいい方なら既にお気づきかもしれませんね。

そうです。

就寝時や仕事中など、長時間栄養を摂れないタイミングに活きてくるんです。

「筋肉を成長させるには3時間ごとのタンパク質摂取がいいぞ!」という話を聞いたことがあると思います。

しかし、多くの人にとってそれは難しいですよね。

特に社会人になると、なかなか小まめな栄養摂取は出来ないでしょう。

そんな時、プロテインにオイルを混ぜることで問題解決です。

少し多めのプロテインと、3-5g程度のオイルを混ぜて飲めばOK。

ゆっくりと吸収し、血中アミノ酸濃度を長時間高いレベルで保ってくれます。

カゼインプロテインだと駄目なのか

ゆっくり吸収が目的ならカゼインプロテインで良いんじゃないの?

プロテインに詳しい方なら、こう思った方も多いはず。

吸収が早いホエイプロテインに対して、カゼインプロテインは吸収がゆっくりなことで知られています。

ひと昔前だと「就寝前はカゼインプロテインを飲もう!」というのが主流だった気がしますが、最近だとあまり推奨されていません。

というのも、カゼインプロテインが健康上あまりよろしくないと分かってきた為です。

カゼインプロテインを飲むと、体の中で固でまります。

それが少しずつ消化・吸収されていく訳ですが、その過程で胃腸に負担を掛けたり炎症を起こしたりするようです。

出来ればカゼインプロテインの常用は避け、他のプロテインとオイルを組み合わせていきましょう。

\トップボディビルダーも愛用!/

プロテインに混ぜたい!おすすめオイルを紹介

プロテインを準備する女性

オイルと言っても、数えきれないほどの種類が存在しています。

その中でもおすすめのオイルを4つほど、特にボディメイクに適したものをご紹介しましょう。

おすすめのオイル
  • アマニ油
  • えごま油
  • MCTオイル
  • オリーブオイル

アマニ油

まずオススメしたいのが「アマニ油」。

不足しやすいオメガ3(α-リノレン酸)という脂肪酸が豊富で、これは体内で生成できない必須脂肪酸です。

炎症を抑えたり、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下など様々な作用があります。

加熱には弱いので、完成した料理にそのまま掛けるのがおすすめ。

無味無臭なので、プロテインに混ぜて飲んでも違和感がありません。

スーパーなどでも手軽に購入できるのも、個人的に嬉しいポイントです。

えごま油

こちらもアマニ油と同様、オメガ3を豊富に含んでいます。

無味無臭かつ加熱に弱いので、殆ど同じような使い方が可能です。

アマニ油よりも少しだけオメガ3の比率が高いので、その点を重視する方にはオススメ。

こちらも料理やプロテインにそのまま掛けることで、良い脂質を手軽に摂取することが出来ます。

MCTオイル

最近はかなり流行っているので、ご存じの方も多いでしょう。

MCTオイルとは、ココナッツやパームに含まれる中鎖脂肪酸だけを取り出して作った食用油のことです。

その特徴はなんといっても、エネルギーに変わるスピードが圧倒的に早いこと。

サラダ油などに含まれる長鎖脂肪酸と比較して、中鎖脂肪酸はなんと約4倍のスピードで吸収・分解されます。

すぐにエネルギーとして使うことが出来るため、体脂肪として蓄積される心配が殆どありません

もちろん脂質なので、細胞膜やホルモンの材料としても働いてくれます。

脂質はしっかり摂りたいけど、体脂肪は極力増やしたくないという方に非常にオススメです。

こちらも無味無臭かつ加熱に弱いので、アマニ油やえごま油と同じように使いましょう。

MCTオイルは吸収が非常に早いため、一気にたくさん摂取すると下痢になる可能性があります。
最初は1-3g程度から始め、徐々に増やして体を慣らしていきましょう。

MCTオイル配合プロテインも存在!

なんとなんと、MCTオイルが最初から配合されたプロテインも販売されています。

しかも販売元は大人気の「仙台勝山館」ですので、その品質の信頼性も非常に高いです。

味もめちゃくちゃ美味しく仕上がっていて、トレーニング後のご褒美にもピッタリ!

オイルのおかげで腹持ちもよいため、ダイエット中にも大活躍すること間違いなしですね。

お値段は少しお高めではありますが、脂質に拘りたい方にはオススメできる逸品です。

オリーブオイル

調理用としてもよく使われていますが、オメガ9(オレイン酸)という脂肪酸を豊富に含む優秀なオイルです。

血中コレステロールを正常に保ったり、血管の健康を維持したりしてくれます。

必須脂肪酸ではなく体内で合成できますが、外からも積極的に摂っていきたいところです。

しかし独特の風味があるので、プロテインに混ぜるという意味では少し使いづらいかもしれません。

皆さんが常用しているプロテインと混ぜてみて、味に違和感がなければ継続してみると良いでしょう。

まとめ:プロテインとオイルを混ぜて血中アミノ酸濃度をキープしよう!

まとめ

馴染みのない方には意外な組み合わせですが、実はプロテインとオイルって相性がいいんですね。

もし長時間栄養が摂れない場面があれば、この方法をぜひお試しください。

もちろん、筋トレ前後などの素早くタンパク質を吸収したい場合には不向きです。

そういった場合はオイルではなく、カーボパウダーなどの方が圧倒的に効果的。

しっかり目的を考えて、賢くオイルを取り入れていきましょう。

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