筋トレは長く続けるのが最重要！【才能の差を凌駕します】

こんにちは！
現役パーソナルトレーナーのやなきです。

日本にもフィットネスブームが到来して、早くも数年が経ちました。

筋トレをして肉体改造に励む方が増える一方で、こんなお悩み相談をたくさん頂きます。

「筋肥大の才能が無いみたいでツライです…」

なるほど、これはなかなか深刻なお悩み。

周りのとんでもないマッチョと比較して、自分の現状を嘆いてしまう方が多いようです。

でも安心してください、筋トレにおいては才能以上に大切なことがあります。

それはずばり「続けること」。

驚くべきことに、肉体的な才能を覆すチカラを秘めているんです。

今回は「続けること」の威力について、僕なりの意見を語らせていただきます。

筋トレの才能が無いと嘆いている方は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

筋トレは長く続けるのが最重要！【才能の差を凌駕します】

早速ですが、本題に入っていきましょう。

筋トレにおいて最も大切な「継続」についてです。

長く続けることによって遺伝子レベルの差を覆せる訳ですが、もちろん簡単なことではありません。

「簡単に逆転できる！」みたいな言い方をしてしまうと、それはもはや嘘になってしまいますからね。

まずは筋トレにおいて、生まれ持った才能がどれだけ重要なのかという”現実”について再確認していきます。

筋トレは生まれ持った才能が重要な世界

まず大前提として、筋トレは生まれ持った才能が非常に大きく影響します。

これはあらゆるスポーツでも言えることですが、シンプルな筋トレの世界ではより明確な差として見えてしまうでしょう。

遺伝子レベルで筋肉が肥大しやすい人もいれば、当然その逆も存在する訳です。

今回のテーマは「続けること」の重要性ですが、才能の違いを無視しながら話を進めるわけにはいきません。

筋肉の成長にはその人の遺伝子が強く影響するため、他人と比較するのはナンセンスと言えるでしょう。

また、自分に才能があるか無いかというのは、そんなに簡単には判断できないものです。

たまに1ヶ月筋トレをして、「筋肉が付かないから才能がない」と嘆いている人を見かけます。

でもある程度筋トレをしている人からすれば、たった1ヶ月で何がわかるんじゃ！とツッコミをいれたくなる内容ですよね。

どれだけ才能のある人でも、目に見えるレベルで筋肉をつけるには年単位の時間が必要。

つまり、自分に才能があるかどうかは、相当やり込んでからでないと判断しようもないのです。

現代では遺伝子の検査も可能ですが、あくまで「こんな傾向がある」ぐらいの内容しか分かりません。

筋トレにおいて生まれ持った才能は非常に大きなものですが、自分にそのような才能があるのかどうかは、基本的に考えなくても問題ないでしょう。

継続力には才能の差を覆すチカラがある

さて、ここで今回のテーマに移ります。

筋トレは長く続けることによって、才能の差を埋める、更には覆すことすら可能だというお話です。

先述した通り、どんなに才能のある人でも、目に見える成長を遂げるには長い時間がかかります。

1年で増える筋量はたかが知れていて、初心者なら10kg近く増えることもありますが、中〜上級者なら1kg増えれば御の字でしょう。

この増え方はその人の体質、つまり才能によって増減する訳ですが、実は最終的に辿り着ける筋肉量は大差ありません。

無限に筋肉を増やし続けるなんて不可能ですから、当然どこかで限界が来る訳です。

仮に5年で限界レベルに届く天才がいたとして、凡才でも10年掛ければそこに到達できる可能性があるということ。

しかも5年以上も筋トレを継続できる人はかなり少ないので、もっと早い段階で追い越せるかもしれませんね。

ちなみにあの中山きんに君も、実は筋トレにおいては才能に恵まれなかった一人です。

元々食が細く、遺伝子検査でも筋肥大に不利なものばかりが揃っていました。

しかし見ての通り、彼は現在素晴らしいマッチョボディを手に入れています。

忙しい中であの筋肉量を獲得しているのは、やはり長く続けてきた事が最も大きな要因でしょう。

なかなか筋肉が付かず悩んでいる方は、自分に筋トレの才能があるかどうかは一旦気にせず、とにかく継続することに専念してみてくださいね。

より良い取り組み方を常に模索すべし

筋トレを継続するのは非常に大切ですが、内容が伴っていないと思うような効果は見込めません。

極端な話、ゼロに何を掛けてもゼロなんです。

何も考えずに筋トレを続けても、基本的な取り組み方が疎かだと意味がありません。

トレーニング・栄養・休養をしっかり管理し、その効果がしっかり表れているか記録していきましょう。

記録する対象としてオススメなのは、筋トレの使用重量です。

筋肥大を求めている方は、必ず使用重量の変遷を記録して、しっかり伸びているかを確認してください。

少しずつでも伸びているなら、あなたの取り組み方に大きな問題はありません。

しかし全く変化していないか、むしろ下がっているという方は、何かしら見直すことをオススメします。

筋トレの強度が低いのか、摂取カロリーが不足しているのか、はたまた睡眠不足でホルモンが乱れているのか…。

様々な理由が考えられますので、心当たりがある部分から潰していってください。

そういった地道な取り組みがあってこそ、継続による効果が最大限発揮されます。

ちなみに、目的がダイエットの方は体重の変化を記録するのが効果的。

考え方は全く一緒なので、自分の取り組みが効果を発揮しているかを常に意識してくださいね。

正しく継続することによって、最短距離で才能の差を覆してやりましょう。

まとめ：筋トレを長く続けて天才たちを超えていこう！

筋トレは才能の差が顕著な世界ですが、長く続けることでその差を埋められるというお話でした。

もちろん同じ時間を継続されれば天才に軍配が上がってしまいますが、そんなのは考えても仕方ありません。

我々の目的は、あくまで自分の体を変えることです。

極一部の天才を意識しすぎて、本来の目的を見失っては本末転倒ですからね。

少しずつでも成長していれば良しと考え、コツコツ地道に階段を昇っていきましょう。