ラットプルダウンが胸に効くのはなぜだ…
こんにちは!
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。
みなさん、背中は鍛えてますか?
女性なら美しい背中、男性なら逞しい背中を目指したいですよね。
目に見えないのでなかなか難易度が高いですが、背中は男女ともに鍛えるべき部位です。
そんな背中トレの中でも、特に人気が高いのはやはりラットプルダウン。
安全に動作できますので、初心者の方でもとっつきやすい部類だと思います。
しかし、中にはこんなお悩みを抱えている方もいるようです。
「ラットプルダウンをやると背中よりも胸に効いてしまう…」
なるほど、これは悩ましい問題。
トレーニングが上手な方には想像しにくいかもそれませんが、意外とこの悩みを抱える初心者は多いです。
という訳で今回は、ラットプルダウンが大胸筋に効いてしまうという方を救います。
そうなってしまう原因と対策をお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ラットプルダウンがなぜか胸に効くという方へ【背中に効かない原因とは】
早速ですが、本題に入っていきましょう。
ラットプルダウンが背中よりも胸に効いてしまうのは、一体何が原因なのか解説していきます。
簡単な改善でしっかり背中に効くようになりますので、ぜひ次のトレーニング時にお試しください。
バーが身体から離れすぎているかも
考えられる原因として、バーの軌道が体から離れすぎているというものが挙げられます。
ラットプルダウンでは真っ直ぐにバーを引きつけるのが正しい軌道ですが、その動きが出来ていないのかもしれません。
弧を描いた軌道になっていないか確認しよう!
よく見かけるのが、体の前方向でバーが弧を描く形になっているフォームです。
バーを胸ではなく股関節方向に引いてしまったり、上体を後ろに倒しすぎると弧を描いてしまいます。
極端に言えば、前方向にチョップするような形になってしまっている訳です。
この動きは「肩関節の進展」と呼ばれています。
背中(広背筋)の働きでもありますが、実は大胸筋の機能の1つでもあります。
ラットプルダウンで何故か大胸筋に効いてしまうという方は、この「肩関節の伸展」が顕著になっていないか注意してみてください。
胸あたりに引き付ける動きにしてみよう
ラットプルダウンは、少しフォームを変えるだけで効き方が変わってしまいます。
バリエーションが豊富というメリットとも言えますが、やはり初心者の方は基本に忠実であるべきでしょう。
胸あたりにバーを引きつけよう!
ラットプルダウンを行う際は、バーを胸に引き付けるのが基本のフォームとなります。
その際にしっかり肩を落として、骨盤を立てた状態で動作するのが理想です。
上体は倒しすぎず、肘を骨盤に近づけるイメージを持ってみてください。
肩周りの柔軟性も大切ですから、ストレッチなどのウォームアップもしておくと良いトレーニングが出来るはず。
これらの意識を持つ事で、広背筋にしっかり刺激が入るようになります。
慣れない内は基本の動作を反復練習し、レベルアップに伴ってバリエーションを増やしていきましょう。
効きを感じ取れていないだけの可能性も
もう一つの可能性として、実際は効いてるけど気付いてないだけという可能性もあります。
適切なフォームで動作できているなら、ちゃんと刺激は入っているはずです。
背中は効きを感じにくい!
“効き”というのはかなり漠然とした指標ですが、要は「筋肉が動いている感覚」のこと。
背中は自分の目で見ることが出来ませんので、他の部位に比べて難易度が高いです。
特に初心者のうちは神経系も未発達なので、効いてる感覚はほとんど無いでしょう。
理想的な改善策としては、パーソナルジムでプロの指導を受けること。
初心者期間は最もバルクアップしやすい期間ですので、このタイミングでしっかり学んでおくことが、今後のボディメイクを左右すると言っても過言ではありません。
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また、初心者の内は「パワーグリップ」などのアイテムを活用することで、より狙った筋肉に意識を集中しやすくなるはず。
一度買ってしまえば何年も使えますので、早い内に購入して慣れておくことをオススメします。
パワーグリップといえば「バーサグリップ」シリーズが大定番ですから、まずはこちらを試してみてくださいね。
まとめ:ラットプルダウンが胸に効くという方はフォームを確認しよう!
ラットプルダウンは、背中トレの中でも基本的な種目。
ぱっと見はシンプルな動きですが、案外奥が深い種目でもあります。
見よう見まねでやっても、思うように効かないというのはよく聞く話です。
まずはフォームをしっかり確認し、正しい動きを習得しましょう。
客観的な視点が大切なので、動画撮影やパーソナルトレーニングがオススメです。
フォームが適切ならしっかり刺激は入っているので、そのままトレーニングを継続していきましょう。