オーバーナイトオーツにプロテインを入れるタイミング【後入れでいいの？】

こんにちは！
現役パーソナルトレーナーのやなぎです。

今回のテーマは「オーバーナイトオーツ」と「プロテイン」について。

忙しい朝の時短メニューとして、オーバーナイトオーツを取り入れる人も増えてきました。

さっと食べられて栄養満点、非常に画期的で便利なので僕もよく活用しています。

そこで気になるのは、プロテインを入れたい場合は「いつ入れればいいのか」問題。

作っている段階で入れていいのか、食べる直前に入れるのか。

順番を間違えてしまうと、体調を大きく崩してしまう可能性もあります。

そうなるとトレーニングどころではなくなり、理想のカラダも遠のいてしまうでしょう。

この記事で適切なタイミングを解説しますので、不安な方はぜひ参考にしてみてくださいね！

オーバーナイトオーツとは

そもそも「オーバーナイトオーツ」を知らないという方もいるかもしれませんね。

どういったものなのか、簡単に説明しておきます。

【オーバーナイトオーツとは】

オートミールをミルク類（牛乳や豆乳など）に浸した状態で、冷蔵庫で一晩置いたもの。
朝起きた時にはオートミールが柔らかくなっており、取り出してすぐに食べられるので非常に便利です。
フルーツやナッツ類を加えたりなど、お好みでアレンジしやすいのも魅力。

オートミールという食材は日本でも広まっていますが、オーバーナイトオーツはそのアレンジメニューの1つです。

前日の夜に仕込んでおくことで、朝は冷蔵庫から取り出して食べるだけ。

朝の数分間はたいへん貴重ですから、普通に朝ごはんを準備するより精神的な負担がかなり少なく済みます。

通勤や通学で朝が早いという方は、取り入れてみると非常に便利ですよ。

たしかに、オートミールはたくさん種類があるのでどれを買うか悩んでしまいますよね。

以下の記事でオススメ商品を紹介しているので、オートミール選びの参考にしていただければ幸いです。

オーバーナイトオーツにプロテインを入れるタイミング

朝にしっかりタンパク質を摂りたいという方も多く、そのためにプロテインを飲む方も多いですよね。

オーバーナイトオーツにプロテインを入れられれば一石二鳥な訳ですが、いつ投入すればいいのか悩みどころだと思います。

前日の仕込み段階で入れてしまっていいのか、朝食べる直前に入れるべきなのか。

推奨されているタイミングを知っておきましょう。

プロテインは食べる直前に入れよう

結論として、プロテインを入れるタイミングは「オーバーナイトオーツを食べる直前」です。

冷蔵庫から取り出して、そこにプロテインパウダーを混ぜるという方法が推奨されています。

この時に気を付けたいのは、ミルクが冷えているためプロテインの溶けが悪くなる可能性。

もし溶け切らなかったら、ミルクやプロテインの量を調整する必要があるでしょう。

とは言っても、最近のプロテインは溶けやすいものが多いのでそこまで心配する必要はありません。

溶けやすさ優先で美味しくないフレーバーを選んでもキツいですから、お気に入りのプロテインが溶け切るように微調整すればOKです。

個人的にはVALXのホエイプロテインが大好きで、美味しいし溶けやすいのでよく使っています。

後入れがおすすめの理由

なぜ仕込みの段階でプロテインを入れてはいけないのか、その理由は至ってシンプル。

食品安全委員会によると、細菌が増えやすい条件は以下の通り。

• 温度：細菌は、30-40度で急速に増加する
• 水分：水分のないところでは、細菌は増殖できない
• 栄養：タンパク質や糖質は、細菌の栄養源になる

①の温度については、冷蔵庫に入れておくので問題はないでしょう。

しかし、②水分と③栄養については最悪。

どちらの条件も、かなり高いレベルで満たしてしまっています。

つまりプロテインを溶かした状態でオーバーナイトオーツを保存しておくと、一晩の間に細菌が増殖する危険性がある訳です。

もちろん事前に溶かしておいた方がより便利なのですが、身の安全を守るためにも「プロテインは後入れ」と覚えておいてください。

まとめ：プロテインは後入れで、オーバーナイトオーツを便利で安全に楽しもう！

オーバーナイトオーツは手軽に栄養が摂れる上に、お好みでアレンジしやすいのも嬉しいポイントですよね。

プロテインを入れれば大事なタンパク質も摂れるため、味付けも兼ねての使用をおすすめします。

しかし気を付けたいのは、プロテインは食べる直前に入れた方が良いということ。

前日に入れてしまうと細菌が増殖し、体調を崩す可能性があるので避けるべきです。

ダイエットにもバルクアップにも便利なメニューですから、適切な作り方を守って美味しく栄養補給をしていきましょう。